キンチョウノナツ サガノナツ

 

管理人見習いNさんにきつーいお灸をすえられたので、猿でもできる反省の日々を送っているパシリKである(滝汗)

 

さて、連日殺人的な暑さが続いているが、皆どうやってしのいでいるのだろうか?

太った中年オヤジにとって、この暑さは拷問に近い。

せめて周りに不快感を与えぬようにと、デオドラントペーパーでマメに顔や体の汗を拭きとり、下着を着替えたりと対策を施してはいるが、ほぼ焼け石に水である。

 

これは同窓会会場【マリトピア】からみた佐賀の風景だ。
左手が高木瀬方面、正面が佐賀駅方面、右手が県庁方向だ

きっと、40年前とは様変わりしているんだろう。

 

そして、昨日今日と【栄の国まつり】が開催されている。
佐賀の祭り?といえば、銀天夜市日峯さんしか記憶になかったが、今では夏の一大イベントとして定着しているようだ。

 

「たまやぁ~」

 

花火大会を間近で見るのは、ほぼ30年ぶり2度目である。
編集無しの冴えない画像だがご容赦頂きたい。



 

引き続き酷暑は続きそうだが、今日も東へ西へ奔走するパシリKである

 

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ちょっとブレイク 福岡番外編

 

昨日は【土用丑の日】

毎年全国どの飲食店・デパ地下・スーパーも蒲焼一色という一日だ。

 

そもそも【土用丑の日】に鰻を食すのは何故?

という疑問に関しては、テレビや雑誌・WEB上などで語られているのでここでは省くが、平賀源内という人物、名うてのマーケターだったのだろう。

今の時代であれば、
D通や博〇堂のエースと呼ばれる切れ者だったかもしれない(笑)

 

というわけで、今回の【食べある記】である。

 

といきたいが、そんなベタな話では芸がない。

 

今回はすき焼きである。

 

すき焼きをたまごにつけて食す習慣のない人もいるらしいが、
私にとって生卵なしのすき焼きはあり得ない。

熱々の牛肉を生卵につけて・・・まさにウホウホである。

 

それはともかく

【中洲ちんや】である

皆の中にも、行ったことがある、もしくは耳にしたことのある人もいるだろう。
福岡ですき焼きを食すなら、誰が何と言おうと【中洲ちんや】だった。

東京で極上と言われるどの店より、美味くて、安くて、20代半ばから約30年に渡って贔屓にしてきた私一押しの店である。

 

悲しい事に、昨日71年の歴史に幕を下ろした。https://www.nishinippon.co.jp/item/n/528301/

 

 

ここ数年すっかりご無沙汰していた。というのも、とろけるような極上の牛肉を、余り欲しなくなったせいだ。

だが最後にもう一度と、先週から予約を試みたものの残念ながら叶わなかった。

毎日お昼の行列は最大3時間待ち、夜は予約で満席。

もうあの至福の時を過ごすことはできないんだとあきらめていたが、知人から驚きの情報が寄せられた。

「今日、すき焼き丼(ランチタイム名物)は提供してないので、鍋だったらどうぞ」と待つことなく案内されたというのだ。

このチャンスを逃してなるものかと、その後の予定をぜーんぶキャンセルして、直行である。

 

奇跡以外のなにものでもない。

 

しかし、出てきたすき焼きをムホムホ食べることはできなかった。
色んな思いが駆け巡り、胸いっぱいになったのである。
そう、泣き虫オヤジの登場である。
(おかげで肝心の写真が全く撮れなかった・・・)

なんとか堪えて勘定を済ませたが、帰り際女将と話し始めたら、ダメだった。

見送ってくれた女将の顔をまともに見ることができぬまま、店を後にする。

「女将、本当にごめんなさい。そしてありがとうございました」

 

いい歳したオヤジが本当に情けない・・・

 

振り返れば、ここ数年、長年贔屓にしてきた店の閉店が続いている。

そりゃぁそうだ。

20・30代から通っていれば、大将や女将、シェフが70を超えて引退を考えてもなんら不思議ではない。

 

私は【中洲ちんや】を筆頭に、カテゴリー別に贔屓の店が決まっている。
新規開拓にいそしむ事もない。

妙なところにこだわる性格だから、自分でセレクトできる場合、浮気をすることはないし、ミシュランをはじめとするグルメ本もあてにしない。

話題の行列店であっても、ほとんど気に留めないし、自ら行ってみようなどとも思わない。

おかげで長年、女子には不評である。
食事に誘われても、いつも同じ店ばかりだと・・・

定食・和食・鍋・イタリアン・麺類等、どのジャンルでも(高級店はほとんどない)だいたいきまっているが、【中洲ちんや】だけは別格だった。

 

一般的に勝負飯?と言えば、希少な日本酒と寿司や和食、はたまた高級ワインやシャンパンでフレンチかもしれないが、私は【中洲ちんや】と決めていた。

 

私を表舞台へ引っ張り上げてくれた今は亡き恩人と、口説きたい意中の女性と、どうしても取引をまとめたい商談相手と、そして、誰よりも怖い師匠と、何度この暖簾をくぐっただろう。

 

女将にも仲居のお姉さま方にも随分可愛がってもらった。

本当に残念で悲しいが、良い思い出として、大事にしまっておく事にする。

 

だが、はたと気づいた。

 

この先、勝負する時?、すき焼きを食べたくなった時、私はどうすればいいのだろう。

 

またひとつ悩みが増えてしまった。

 

そんな事に悩む暇があるなら、「同窓会の準備に集中しろよ!」とお叱りを受けそうなので、ここらで【食べある記】を〆たい。

 

しか~し、「全然【食べある記】になってない!」とのお声に応えて???

福岡市内で私一押しのうなぎ屋を紹介しておく

天神・博多駅からは少し離れるが、【うなぎ処 山道】

 

福岡市中央区薬院4-3-10 1F

092-753-6102

 

行列嫌いな私は、うな重弁当で【おひとり様土用丑の日ディナー】である。

「なんだ結局、じゃねぇか!」とのツッコミはご勘弁を

 

追加画像(閉店後の記念撮影・みささんのツイッターより)

 

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ちょっとブレイク vol.8 独り言のようなもの

 

実行委員代表の伊藤君と米倉さん、そしてふたりををサポートする実行委員達は皆、口コミネットワークの拡大、所在不明者の掘り起こしに日々奔走している。

このHPを訪問してくれている、同窓生の皆も是非協力してもらえるとありがたい。

「あっ そういえばあいつ同窓会の事、知ってるかな」とか「彼女、今度帰省するらしいよ」等、どんな情報でも構わない。連絡待ってる!

 

上から目線でスミマセン

 

そんななか、パシリ担当の私はというと、「次はどんな記事を書こうか」等と、ほとんど皆の役に立たない日々を送っている(反省)。

 

さて今回は、そんなオヤジの【独り言のようなもの】である。もちろんスルーしていただいて構わない。

 

かれこれ20年ほど前、右足に大怪我を負い、その年の2月初旬から大晦日迄2度の入院生活を経験した。

治療・リハビリの関係上、退院直前のお試し外泊以外、一度も外出を認められることなく、病院での缶詰生活は延べ7ケ月ほどに及んだ。

中学1年の冬、盲腸の手術で1週間の入院生活を経験したことはあったが、足の怪我を除けば何の問題もなかったので、さすがに長くしんどかった。

今では後遺症によるちょっとした不便さを除けば、普段の生活になんら問題はない。

ただこの怪我を境に、多くの記憶を失い、また記憶の時系列がバラバラになってしまった。

恐らく、時期を同じくして人生を左右したであろう出来事が幾つも重なり、うつ状態になった事が影響していると思われる。多重ストレスに因る、心因性記憶障害というやつだ。

中学時代の3年間、多くの友人達と関りを持ち、楽しかった事・苦しかった事・辛かった事等、きっと色々あったに違いない。

しかし、今記憶の中に楽しかった思い出はほとんどない。

皆はどうだろうか?

 

僕ら同窓生は卒業時総勢337名いた。

多くの思い出は消えてしまっているが、卒業アルバムを開けば、言葉を交わしたことのない人でも、ほぼ全員の顔を覚えている。自分でも不思議である。

ここ数年、今回の同窓会の走りとも言うべき【城北会】なる小さな集まりに顔を出してきた。参加する度、失われていた記憶の扉が少しずつ開いている。地元佐賀を離れて久しい新参者?の私を、皆が温かく向かい入れてくれたおかげだ。

今回パシリ担当を申し出たのも、もう少し記憶を引き出したかったからかもしれない。

仮に思い出したからといって、それが良い思い出とは限らない。

皆にとっても、懐かしい ・再会してみたいと思う人ばかりではないだろう。

顔もみたくない・思い出したくもないと思う人がいるかもしれない。

嫌な思い出が多いからとか、同窓会等と浮かれている状況にないからと出席をためらっているひともいるだろう。

価値観や考え方、今置かれている状況等、人それぞれ。

無理強いするつもりは毛頭ないが、ほんの数時間アルコールの力でも借りて、自己中の塊で世間知らずの子供だったあの頃に、タイムスリップしてみるのも悪くないと思うが、どうだろう?

思い出の中の彼や彼女とは違った素顔に気づいたり、あの頃からは想像もできないほどに変貌した姿(容姿に限った事ではない)に驚くこともあるだろう。

今の私は、皆の前で声高に自慢できるものなど何も無いし、ご多分に漏れず、口外できない悩みや秘密も抱えている(滝汗)

10月13日(日)は日々のストレスなど忘れ、当時の自分の姿と、しがないオヤジへと変貌した今の自分に冷や汗をかきながら、笑い飛ばしたいと思っている。

 

パシリK

 

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猛烈な雨

 

佐賀県・長崎県・福岡県の一部地域が災害級の大雨に見舞われている中、のんきに【食べある記】を連投をしてしまった。

気分を害された方がいたらお詫びしたい。

パシリK

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ちょっとブレイク vol.6 【白山 文雅】

 

【食いしん坊】を自称しているが、流行り物にはあまり興味がない。

 

今、巷ではスパイスカレーなるものが人気で、私の周りでも行列ができる店が幾つかある。

もともと高級志向でもないし、奇をてらった創作ものも、さほど食指が動かない。定番メニューでありながら丁寧な仕事が施され、深みの有る美味しさを追求したものが好きである。

それに、たかだか?食事をするためだけに店舗の外で待たされるはゴメンだ。

仮に運よく食事にありつけたとしても、すぐ後ろで待たれたり、外で待っている人がいると、どうにも気になって食事どころではなくなる。

 

しかし、混雑する駅のホームにある立ち食いうどんは大好きだ。元営業マンの習性だろうか。

鳥栖駅名物、中央軒のかしわうどんはわざわざ途中下車して食べたものだ。最近では入場券を買って食べに行く人もいるようだが、さすがにそれはない。

 

というわけで、皆、屋号だけは知っているであろう【白山文雅】にお邪魔した。創業が1958年だから、僕らの5つ先輩だ。

 

人づてに聞いた話だが、全国を飛び回る某大手メーカーのグルメな営業マンが、欧風カレーの分野では5本の指に入ると太鼓判を押したらしい。

ならばと、今回清水の舞台から飛び降りてみることにした。もちろん初めての訪問である。

 

まず、店舗入り口横に置いてある「お品書き」を見て、次に店内に足を踏み入れ目に飛び込んできた内装を見て、そして席に案内されメニューを渡された時と、3度身構えてしまった(滝汗)

 

カレーを食べに来ただけなのに、ありえない緊張感だ。

今回は8種類のカレーから2品を選べ、オードブル・デザート・コーヒー付きの【カレーセット】2,600円をオーダーした。

まずはオードブルに驚いた。酸っぱい系は苦手で、フレンチドレッシングは敬遠するのだが、これがまたいい。野菜嫌い(トマトは特に)だが、綺麗に平らげた。

 

そしてメインのカレーは友人と2人でビーフ・シーフード・チキン・きのこをオーダーした。

 

はっきり言おう。一度トライする価値は十二分にある。

特に先代が考案したという、「きのこカレー」は驚きの美味さだ。

ベシャメルソースをベースにバター・生クリーム等を合わせたベストセラーらしい。

古くからの常連客のほとんどが、ビーフときのこを注文するほどの逸品。納得である。

因みに辛口ジャワはフェイスタオル必須とのこと(笑)

 

もう一度言おう。

平日限定のセレクト2色カレーなら1,350円?(要確認)でありつける。一度は食してみるべし。

とても普段使いできる店ではないが、年に一度くらいはお邪魔したい。

アルコールは要らないので、ほんの少し節煙すればなんとかなる。(禁煙すれば?等というツッコミはご勘弁を)

カレーで1,000円オーバーは懐に厳しいが、とにかく大満足である。

 

食いしん坊オヤジK

 

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ちょっとブレイク vol.5 【しるこ 一平】

 

ブレイクばかりで、本当は何もやっていないのでは?と勘繰る御仁もおられるかもしれない。

心配ご無用!(あっ 誰も心配していない・・・そうですか)

パシリ担当なので、バレなければ幾らでもブレイク可能である。仕事が忙しくてとか体調が優れず等々(笑)

 

というわけで、食べある記である。

 

昔から食いしん坊・炭水化物男として生きてきた。昨今話題の【糖質・炭水化物ダイエット】は全くもって興味が無い。

おかげで成長期のごとくサイズアップが止まらない・・・。本当は体脂肪率アンダー15%を目指しているのだが、人前では、「太っていた方が貫禄が出て良い」等と強がっている(汗)

それはさておき、麺類が大好きである。

うどん・そば・ラーメンに焼きそば、パスタに素麺(何故か冷麦は好まない)なんでもござれ。メニューさえ変われば、毎日でもいい。

そして、この時期必ずストックするインスタント麺がある。

 

博多B級グルメ【焼きラーメン】と並ぶ【ラーソーメン】のなんちゃって版だ。こちらと【揖保乃糸】は、やもめオヤジにとって欠かせないお手軽麺である。

 

というわけで、ちゃんぽんと皿うどんが美味しいと評判の【春駒】にお邪魔した。結論からいうと、個人的には・・・である。

 

【ぴかまつ】(ぴかまつ一番ではありません)に足繁く通う私からすると、どうにも納得がいかない。味付けが私の舌に合っていないのである。それに価格とのバランスも?である。

塩分摂取過多など気にすることなくスープを飲み干すタイプだが、大量に残してしまった。皿うどんもしかりである。

ランチがパッとしないと、午後はやる気が無くなってしまう。それでも片付けなければならない事は山積みだ。(仕事してるぞ感を醸し出すのは昔から得意である)

 

であれば、やるべきこと?は、ただひとつ【甘味】である。

 

アルコールは全くダメだが、甘いものは大好きだ。夕食後のデザートは必須で、無ければ迷わずコンビニへ走る。

というわけで、以前から話に聞いていた【しるこ 一平】にお邪魔した。

 

なんでも昭和6年創業の老舗なんだとか。高校の同窓生の中には、当時下校途中に通った女子もいるらしい。

屋号に「しるこ」と掲げるくらいだから、おしるこは外せない。大好きなミルクセーキもある。ここは迷わずどちらもゲット(汗)

 

お汁粉のあずきは十勝産の大納言(おぉ~)。餅ではなく、白玉というのも私好みである。熱いしること冷たいミルクセーキを交互に流し込み、あっという間に完食してしまった。

店を出ると、佐賀が誇る?【北島】の本店が目に入った。

 

当時とは違う、建て替わって約30年という店内に入ると、これまた懐かしいものを見つけた。

 

【パピリス】である。まだ生クリームが普及せず、バタークリームが主流だったころの逸品である。ダメ押しに思わず購入してしまった。

 

これで今夜も踏ん張れそうである。

 

食いしん坊オヤジK

 

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ちょっとブレイク vol.4 城南食堂 (2019年12月閉店)

 

この年になっても、つくづく「俺ってバカだよなあ」と思う。

仕事においてもバカ丸出しだ。

相手の言う事を深読みできない単細胞さ、保守的な考えに固執し効率性をおろそかにする鈍さ、ここは一気に突破すべきシチュエーションで、慎重なふりをしてしまう優柔不断なところ等々

数え上げればキリがない。

バカだよなぁといつも反省しきりである。

 

というわけで(どこが、というわけか意味不明だが)

井之頭五郎を地でいくオヤジを名乗るからには、【食堂】は外せないスポットである。

 

今日のランチは【城南食堂】だ。(といっても、先週末の事です)

見るからに昭和の香りがいっぱいの外観。店内に入っても裏切らない。

確か、人生初めての大衆食堂は、そう母校【城北中学校】の校門を出て、左手にあった店だ。屋号は思い出せないが、確か代書屋の並びだった気がする。

誰か記憶の片隅で覚えている人はいないだろうか?

その時、食したのは【カレーうどん】だ。おふくろが作った残り物のカレーを市販の生めんに掛けただけの、おうちカレーうどんとは明らかに違っていたのを覚えている。誰と行ったんだろう?

 

それはさておき、【城南食堂】の店内は男性客が2人、後からまた2人、僕らと同世代もしくはやや先輩達だ。

皆メニューを見ることなく、注文している。きっと常連客に違いない。

視線が刺さる。アウェー感でいっぱいだ。

確かに雨がうちつける蒸し暑い土曜の昼、スーツにネクタイ姿じゃぁ仕方ない。

昨夜からほとんど食べていないので、ここはがっつり炭水化物責めである。先客2人が食べていた【焼きめし】を注文した。

 

普段使いする町の中華料理屋で食すチャーハンとは違うし、ラーメン屋で食するものとも違う、明らかに大衆食堂バージョンの焼きめしである。

こんな場所で料理を採点するなど野暮である。あっという間に平らげてしまった。

ここで井之頭五郎なら気になったメニューを追加注文である。

私も勢いに任せ【親子丼】を追加だ。そんな事をすれば、この後どうなるかなど、火を見るより明らかであるにも関わらず・・・

映画【深夜食堂】の多部未華子のごとく、一気に胃袋へと流し込んだ。

 

吉野家の牛丼つゆだくを上回るつゆだくだく?のおかげで、なんとか完食できたが、明らかな暴食である。

案の定、胸やけ・胃もたれで苦しむ事となった。

全くアルコールを受け付けないから二日酔いとは無縁だが、それにしてもいい歳をして、バカ丸出しである。

 

食いしん坊オヤジK

 

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ちょっとブレイク vol.3 【熟年】

 

熟年の定義はよくわからないが、間違いなく僕らは熟年である。

 

熟女・美熟女・美魔女とは言うが、熟男等とは言わない。何故だろう?昭和なら田村正和、平成なら高見沢俊彦とそれなりに艶のあるいい男はいたし、僕らと同級の唐沢寿明やちょっと年下の江口洋介は美熟男に該当すると思うのだが・・・

 

熟した後は腐るだけかもしれない。の一文字がつくかどうかはともかく、できる事なら一日でも長く、熟したままでいたいと願う今日この頃である。

 

巷では、「人生100年時代」というキャッチが定着したようだが、やや恣意的な思惑が見え隠れして、個人的には懐疑的である。

 

だが、今回そのことは置いておきたい。

 

このキャッチを前提に考えると、僕ら55歳(56歳)は、まだ人生の折り返し地点を過ぎたばかりである。

とはいえ、ここ数年あちこちガタがきて滅入ってしまう事が多くなった。視力・筋力・食欲・性欲(滝汗)等、明らかに低下している。

きっと腐る前のサインなのかもしれない。

 

いきなりだが、全国津々浦々チャリ???で走り回っている希代のプレイボーイ日野正平は御年70歳である。我らが永遠のヒーロー永ちゃんも、あの篠原涼子を射止めた市村正親も70歳だ。

きっと彼らもカメラが回っていないところでは、ヨレヨレの時間があるに違いない。仮にそうであっても、彼らのようにカッコよく年齢を重ねられたらと自分を鼓舞している。

 

もともと、涙もろく情けない男なのだが、最近特に涙腺がもろくなったようだ。映画・ドラマ・音楽等に影響され、ボロボロと涙することが多い。

 

映画【ボヘミアンラプソディー】では冒頭から涙があふれ、エンドロールが流れる頃には、もうグシャグシャ。映画を観たいのか、泣きたいから観に行くのか、わからなかったが(滝汗)、なんと8回も足を運んでしまった。

 

 

昨年地上波でオンエアされたドラマ【義母と娘のブルース】でも、エンディングテーマ【アイノカタチ】が流れ出すと、ティッシュペーパーを箱ごと膝に抱えていた。もし妻や子供がいたら恥ずかしくてとても見せられない情けない姿だが、やもめオヤジだから気にしない。

 

 

また【玉置浩二】のコンサートでは、ハンカチで目頭を押さえる女性達に交じって、「雨」「行かないで」「フレンド」を聴きながら、独りうつむいて鼻水をすすっていた。きっと隣に座っていたお姉さま方は気持ち悪かったに違いない。

 

 

私だけかもしれないが、これも熟年なんだからと自分自身を納得させている。

色んな経験を積み重ね、苦難を乗り越えてきた(乗り越えようとしている)からこそ、熟年真っただ中の今がある。

 

【スガシカオ】の「Progress

 

 

あの頃思い描いた理想の自分にはなれなかったけれど、それでも前を向いて歩を進めようという歌詞を噛みしめ、また明日も頑張ってみようと思う。

 

何やらとりとめのない話になってしまった。

10月13日(日)期待と不安を胸に秘め、足を運んでくれる同窓生の笑顔を思い浮かべながら、パシリ担当Kの独り言を〆たい。

 

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ちょっとブレイク vol.2 【明洞】

 

ありがたいことに、vol 2も楽しみにしていますというコメントをいただいた

しかし、文才の無い私が投稿記事を書き続けるには、余りにもハードルが高すぎる。

そこで、思いついたのが俗に言うパクリである。

ネット上にあふれるブログや食レポを読み漁り、アイデアを拝借し書き上げた。

その為、前回とは大きく文体が異なっていることはご容赦いただきたい。

 

というわけで【食いしん坊オヤジK】の食べある記である

年齢を重ねるごとに食欲は徐々に減退していくらしい。

かく言う私もご多分に漏れず、ここ数年、一度に食べる食事の量がはっきりわかるほど少なくなってしまった。

これだけであれば、徐々に痩せていくはずだが、そうは問屋が卸さない。

基礎代謝なるものも落ちていき、一日に必要な総カロリーは加齢とともに落ちていく。

筋トレや有酸素運動等、積極的に体を動かそうと努力をしない限り、オヤジの代名詞とも言える余計な腹巻を纏う事になってしまう。

また、若かったころは、事あるごとに肉を欲したものであるが、ここ数年、焼肉・ステーキ・すき焼き屋に足を運んでいない。

肉より魚に食指が動く今日この頃である。

 

それはさておき、韓国料理屋に行ってきた。人生初である。

韓国ドラマやグルメが注目され始めてかれこれ十数年は立つはずである。

食いしん坊のくせにやや保守的な指向が災いしてか、足を踏み入れてこなかったことに、後悔しきりである。

 

はっきり言ってツボにはまってしまった。

 

お邪魔したのは韓国家庭料理処【明洞】

今回もN君の紹介である。

なんでも、ミシュラン掲載店らしい。

あいにくの雨模様にも関わらず、店内は週末という事もあってか、満席である。

 

 

お通し・オイキムチから始まって、海鮮チヂミ・デジカルビにチャプチェ、締めにスントゥブチゲまで平らげてしまった。

韓国3大銘酒なるものも紹介されていたが、下戸の私には関係ない。

まだまだ、老いとは無縁なのでは?と勘違いしてしまいそうな量を、3杯のウーロン茶とともに平らげてしまった(爆)

初心者の私にとって、韓国料理とはキムチと焼肉くらいしか思い浮かばなかったのだが、店主であるママから色々と教わった。

デジとは豚を意味するとか、オイとはキュウリ、チゲとは韓国の鍋料理の事らしい。

何度か耳にしたことのあるサムギョプサルも興味をそそられたが、次回以降の楽しみに取っておきたい。

 

チャプチェはメジャーな逸品であるが故、この日は用意していた量がほぼ出尽くし、通常よりやや少なめらしいのだが、およそ半額で提供してもらった。

こうやって正直に言ってもらいサービスされるとやはり嬉しいものだ。

勿論、絶品である。

 

 

厨房はオープンキッチンである。

ほぼすべての料理をママ一人でまかなっていた。
チゲの仕上げにきちんと味見をしてくれている。

因みにママも僕らと同級生(1964年2月生)だ。

人気店になり店舗展開を始めると、店主以外の職人やアルバイトが仕事を任されるようになるが、個人的に店舗展開することなく、店主が包丁を握っている店をひいきにしてきた。

間違いなくこの店もお気に入りの一軒になりそうである。

カウンター8席と小上がりのテーブル席が3卓
ちょっとした宴会にも利用できそうだ。

因みに店主お勧めの「おまかせ料理(7品 3000円)」は前日までの要予約。

食べ過ぎたせいか、睡魔が襲ってきた。

このまま摂取カロリーを消費することなく、ダウンしそうである。

まだまだお腹周りの成長は止まりそうもない(滝汗)

 

 

韓国家庭料理処【明洞】
佐賀市駅南本町4-24
0952-77-9138
18:00から22:30(OS)
定休日:日曜 第2・4月曜

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