ちょっとブレイク vol.4 城南食堂 (2019年12月閉店)

 

この年になっても、つくづく「俺ってバカだよなあ」と思う。

仕事においてもバカ丸出しだ。

相手の言う事を深読みできない単細胞さ、保守的な考えに固執し効率性をおろそかにする鈍さ、ここは一気に突破すべきシチュエーションで、慎重なふりをしてしまう優柔不断なところ等々

数え上げればキリがない。

バカだよなぁといつも反省しきりである。

 

というわけで(どこが、というわけか意味不明だが)

井之頭五郎を地でいくオヤジを名乗るからには、【食堂】は外せないスポットである。

 

今日のランチは【城南食堂】だ。(といっても、先週末の事です)

見るからに昭和の香りがいっぱいの外観。店内に入っても裏切らない。

確か、人生初めての大衆食堂は、そう母校【城北中学校】の校門を出て、左手にあった店だ。屋号は思い出せないが、確か代書屋の並びだった気がする。

誰か記憶の片隅で覚えている人はいないだろうか?

その時、食したのは【カレーうどん】だ。おふくろが作った残り物のカレーを市販の生めんに掛けただけの、おうちカレーうどんとは明らかに違っていたのを覚えている。誰と行ったんだろう?

 

それはさておき、【城南食堂】の店内は男性客が2人、後からまた2人、僕らと同世代もしくはやや先輩達だ。

皆メニューを見ることなく、注文している。きっと常連客に違いない。

視線が刺さる。アウェー感でいっぱいだ。

確かに雨がうちつける蒸し暑い土曜の昼、スーツにネクタイ姿じゃぁ仕方ない。

昨夜からほとんど食べていないので、ここはがっつり炭水化物責めである。先客2人が食べていた【焼きめし】を注文した。

 

普段使いする町の中華料理屋で食すチャーハンとは違うし、ラーメン屋で食するものとも違う、明らかに大衆食堂バージョンの焼きめしである。

こんな場所で料理を採点するなど野暮である。あっという間に平らげてしまった。

ここで井之頭五郎なら気になったメニューを追加注文である。

私も勢いに任せ【親子丼】を追加だ。そんな事をすれば、この後どうなるかなど、火を見るより明らかであるにも関わらず・・・

映画【深夜食堂】の多部未華子のごとく、一気に胃袋へと流し込んだ。

 

吉野家の牛丼つゆだくを上回るつゆだくだく?のおかげで、なんとか完食できたが、明らかな暴食である。

案の定、胸やけ・胃もたれで苦しむ事となった。

全くアルコールを受け付けないから二日酔いとは無縁だが、それにしてもいい歳をして、バカ丸出しである。

 

食いしん坊オヤジK

 

コメント (4)

4 Replies to “ちょっとブレイク vol.4 城南食堂 (2019年12月閉店)”

  1. 美味しすぎない美味しさが魅力です!
    私は、皿うどん、オムライスの大ファンです!
    週刊現代を読みながらよく食べてます!
    佐賀市在住 T

    1. おぉ~!
      同窓生の中に、食堂の良さを理解する仲間がいることに感激です。
      事前にリサーチしていれば、私もオムライスをオーダーしたことでしょう。
      是非、再訪しなくては。
      コメントありがとうございました。

  2. 中学校の校門出た所に会った食堂は「城北食堂」と「みよし食堂」だったみたいです。当時の写真に写ってました。
    ストリートビューで見ると、みよし食堂は2018年4月現在で写ってた。なんで写真があるかというと…スーパーカー世代なので、陸運局に止まってた写真を写してました(笑)

    1. おぉ~ 2軒あったんですね。

      そうスーパーカー世代ですよね。早瀬左近のポルポルにあこがれ、夢に見たまま、この年になってしまいました(笑)
      コメントありがとうございました。

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