ちょっとブレイク vol.10 【柔らか頭】

 

軽い気持ちで始めた【ちょっとブレイク】も10本目の投稿になる。

だからというわけではないが、少しばかりセンシティブな話をしたいと思う。

 

今日は終戦の日である。

この日を第二次大戦終戦の日としているのは日本だけで、世界的には9月とされている。

 

それはさておき、僕らは戦争を知らないというか、体験していない。文献や映像でぼんやりしたものは知っているが、ある意味美化されたものも多い。

今この時も、世界のどこかでは紛争が起こっている。祖国の為、愛する人の為、家族の為等というといかにも正当化されそうであるが、事はそう単純ではない。

物事、立ち位置や見る角度に由って、全く違ったものになる。

人それぞれ生まれや育った環境、今置かれている状況や立場で、違った考え方があるのは当然だ。

だからこそ、多くの人が同じ意見・同じ考えを持つことの危険性を認識すべきだと思う。

昨今、人と違う意見を述べると「空気を読めよ」等といわれる事が多いが、少数意見が間違っているという保証はどこにもない。

人を攻撃したり揶揄したり中傷するのは簡単だ。紛争やもめごとは無い方がいいし、いざこざも避けたい。

 

子供だったあの頃、気に入らない・鬱陶しい等と自分勝手な感情のもと、他者を排除し、いい気になっていた僕らもそれなりに分別のつくいい大人になった。

当時の言動が原因で傷ついた友がいるなら、謝罪したいと思っている。

 

確固たる自分の意見や考え方を持つ事も大事だ。

しかし、ただでさえ頭皮が固くなり頭頂部の薄毛が進行しているのだから、せめて脳みそだけは柔らか頭でいたいと思う。

等と考えながら、ブレイク中のパシリKである。

 

コメント (2)

キンチョウノナツ サガノナツ

 

管理人見習いNさんにきつーいお灸をすえられたので、猿でもできる反省の日々を送っているパシリKである(滝汗)

 

さて、連日殺人的な暑さが続いているが、皆どうやってしのいでいるのだろうか?

太った中年オヤジにとって、この暑さは拷問に近い。

せめて周りに不快感を与えぬようにと、デオドラントペーパーでマメに顔や体の汗を拭きとり、下着を着替えたりと対策を施してはいるが、ほぼ焼け石に水である。

 

これは同窓会会場【マリトピア】からみた佐賀の風景だ。
左手が高木瀬方面、正面が佐賀駅方面、右手が県庁方向だ

きっと、40年前とは様変わりしているんだろう。

 

そして、昨日今日と【栄の国まつり】が開催されている。
佐賀の祭り?といえば、銀天夜市日峯さんしか記憶になかったが、今では夏の一大イベントとして定着しているようだ。

 

「たまやぁ~」

 

花火大会を間近で見るのは、ほぼ30年ぶり2度目である。
編集無しの冴えない画像だがご容赦頂きたい。



 

引き続き酷暑は続きそうだが、今日も東へ西へ奔走するパシリKである

 

コメント (4)

ちょっとブレイク 福岡番外編

 

昨日は【土用丑の日】

毎年全国どの飲食店・デパ地下・スーパーも蒲焼一色という一日だ。

 

そもそも【土用丑の日】に鰻を食すのは何故?

という疑問に関しては、テレビや雑誌・WEB上などで語られているのでここでは省くが、平賀源内という人物、名うてのマーケターだったのだろう。

今の時代であれば、
D通や博〇堂のエースと呼ばれる切れ者だったかもしれない(笑)

 

というわけで、今回の【食べある記】である。

 

といきたいが、そんなベタな話では芸がない。

 

今回はすき焼きである。

 

すき焼きをたまごにつけて食す習慣のない人もいるらしいが、
私にとって生卵なしのすき焼きはあり得ない。

熱々の牛肉を生卵につけて・・・まさにウホウホである。

 

それはともかく

【中洲ちんや】である

皆の中にも、行ったことがある、もしくは耳にしたことのある人もいるだろう。
福岡ですき焼きを食すなら、誰が何と言おうと【中洲ちんや】だった。

東京で極上と言われるどの店より、美味くて、安くて、20代半ばから約30年に渡って贔屓にしてきた私一押しの店である。

 

悲しい事に、昨日71年の歴史に幕を下ろした。https://www.nishinippon.co.jp/item/n/528301/

 

 

ここ数年すっかりご無沙汰していた。というのも、とろけるような極上の牛肉を、余り欲しなくなったせいだ。

だが最後にもう一度と、先週から予約を試みたものの残念ながら叶わなかった。

毎日お昼の行列は最大3時間待ち、夜は予約で満席。

もうあの至福の時を過ごすことはできないんだとあきらめていたが、知人から驚きの情報が寄せられた。

「今日、すき焼き丼(ランチタイム名物)は提供してないので、鍋だったらどうぞ」と待つことなく案内されたというのだ。

このチャンスを逃してなるものかと、その後の予定をぜーんぶキャンセルして、直行である。

 

奇跡以外のなにものでもない。

 

しかし、出てきたすき焼きをムホムホ食べることはできなかった。
色んな思いが駆け巡り、胸いっぱいになったのである。
そう、泣き虫オヤジの登場である。
(おかげで肝心の写真が全く撮れなかった・・・)

なんとか堪えて勘定を済ませたが、帰り際女将と話し始めたら、ダメだった。

見送ってくれた女将の顔をまともに見ることができぬまま、店を後にする。

「女将、本当にごめんなさい。そしてありがとうございました」

 

いい歳したオヤジが本当に情けない・・・

 

振り返れば、ここ数年、長年贔屓にしてきた店の閉店が続いている。

そりゃぁそうだ。

20・30代から通っていれば、大将や女将、シェフが70を超えて引退を考えてもなんら不思議ではない。

 

私は【中洲ちんや】を筆頭に、カテゴリー別に贔屓の店が決まっている。
新規開拓にいそしむ事もない。

妙なところにこだわる性格だから、自分でセレクトできる場合、浮気をすることはないし、ミシュランをはじめとするグルメ本もあてにしない。

話題の行列店であっても、ほとんど気に留めないし、自ら行ってみようなどとも思わない。

おかげで長年、女子には不評である。
食事に誘われても、いつも同じ店ばかりだと・・・

定食・和食・鍋・イタリアン・麺類等、どのジャンルでも(高級店はほとんどない)だいたいきまっているが、【中洲ちんや】だけは別格だった。

 

一般的に勝負飯?と言えば、希少な日本酒と寿司や和食、はたまた高級ワインやシャンパンでフレンチかもしれないが、私は【中洲ちんや】と決めていた。

 

私を表舞台へ引っ張り上げてくれた今は亡き恩人と、口説きたい意中の女性と、どうしても取引をまとめたい商談相手と、そして、誰よりも怖い師匠と、何度この暖簾をくぐっただろう。

 

女将にも仲居のお姉さま方にも随分可愛がってもらった。

本当に残念で悲しいが、良い思い出として、大事にしまっておく事にする。

 

だが、はたと気づいた。

 

この先、勝負する時?、すき焼きを食べたくなった時、私はどうすればいいのだろう。

 

またひとつ悩みが増えてしまった。

 

そんな事に悩む暇があるなら、「同窓会の準備に集中しろよ!」とお叱りを受けそうなので、ここらで【食べある記】を〆たい。

 

しか~し、「全然【食べある記】になってない!」とのお声に応えて???

福岡市内で私一押しのうなぎ屋を紹介しておく

天神・博多駅からは少し離れるが、【うなぎ処 山道】

 

福岡市中央区薬院4-3-10 1F

092-753-6102

 

行列嫌いな私は、うな重弁当で【おひとり様土用丑の日ディナー】である。

「なんだ結局、じゃねぇか!」とのツッコミはご勘弁を

 

追加画像(閉店後の記念撮影・みささんのツイッターより)

 

コメント (4)

ちょっとブレイク vol.8 独り言のようなもの

 

実行委員代表の伊藤君と米倉さん、そしてふたりををサポートする実行委員達は皆、口コミネットワークの拡大、所在不明者の掘り起こしに日々奔走している。

このHPを訪問してくれている、同窓生の皆も是非協力してもらえるとありがたい。

「あっ そういえばあいつ同窓会の事、知ってるかな」とか「彼女、今度帰省するらしいよ」等、どんな情報でも構わない。連絡待ってる!

 

上から目線でスミマセン

 

そんななか、パシリ担当の私はというと、「次はどんな記事を書こうか」等と、ほとんど皆の役に立たない日々を送っている(反省)。

 

さて今回は、そんなオヤジの【独り言のようなもの】である。もちろんスルーしていただいて構わない。

 

かれこれ20年ほど前、右足に大怪我を負い、その年の2月初旬から大晦日迄2度の入院生活を経験した。

治療・リハビリの関係上、退院直前のお試し外泊以外、一度も外出を認められることなく、病院での缶詰生活は延べ7ケ月ほどに及んだ。

中学1年の冬、盲腸の手術で1週間の入院生活を経験したことはあったが、足の怪我を除けば何の問題もなかったので、さすがに長くしんどかった。

今では後遺症によるちょっとした不便さを除けば、普段の生活になんら問題はない。

ただこの怪我を境に、多くの記憶を失い、また記憶の時系列がバラバラになってしまった。

恐らく、時期を同じくして人生を左右したであろう出来事が幾つも重なり、うつ状態になった事が影響していると思われる。多重ストレスに因る、心因性記憶障害というやつだ。

中学時代の3年間、多くの友人達と関りを持ち、楽しかった事・苦しかった事・辛かった事等、きっと色々あったに違いない。

しかし、今記憶の中に楽しかった思い出はほとんどない。

皆はどうだろうか?

 

僕ら同窓生は卒業時総勢337名いた。

多くの思い出は消えてしまっているが、卒業アルバムを開けば、言葉を交わしたことのない人でも、ほぼ全員の顔を覚えている。自分でも不思議である。

ここ数年、今回の同窓会の走りとも言うべき【城北会】なる小さな集まりに顔を出してきた。参加する度、失われていた記憶の扉が少しずつ開いている。地元佐賀を離れて久しい新参者?の私を、皆が温かく向かい入れてくれたおかげだ。

今回パシリ担当を申し出たのも、もう少し記憶を引き出したかったからかもしれない。

仮に思い出したからといって、それが良い思い出とは限らない。

皆にとっても、懐かしい ・再会してみたいと思う人ばかりではないだろう。

顔もみたくない・思い出したくもないと思う人がいるかもしれない。

嫌な思い出が多いからとか、同窓会等と浮かれている状況にないからと出席をためらっているひともいるだろう。

価値観や考え方、今置かれている状況等、人それぞれ。

無理強いするつもりは毛頭ないが、ほんの数時間アルコールの力でも借りて、自己中の塊で世間知らずの子供だったあの頃に、タイムスリップしてみるのも悪くないと思うが、どうだろう?

思い出の中の彼や彼女とは違った素顔に気づいたり、あの頃からは想像もできないほどに変貌した姿(容姿に限った事ではない)に驚くこともあるだろう。

今の私は、皆の前で声高に自慢できるものなど何も無いし、ご多分に漏れず、口外できない悩みや秘密も抱えている(滝汗)

10月13日(日)は日々のストレスなど忘れ、当時の自分の姿と、しがないオヤジへと変貌した今の自分に冷や汗をかきながら、笑い飛ばしたいと思っている。

 

パシリK

 

コメント (3)

ちょっとブレイク vol.7 【山ぼうし】

 

管理人見習いNさんが母校の【校章】を記事にしてくれた。

 

同窓会のHPである以上、本来こういう記事を書きたいのだが、いかんせん佐賀に根を下ろしてないおひとり様オヤジである。

 

トピックが思いつかない・・・

 

高校卒業後、無一文で家を飛び出し、そのまま福岡に根付いてもうすぐ40年になる。

 

この間、ほとんど佐賀に帰ってくることはなかった。

 

今でこそ、パシリ担当として市内を駆けずり回り、なんとなく土地勘は戻ってきたが、それこそ数年前までは幹線道路すらわからず、ナビ頼みで悪戦苦闘していた。

 

甥っ子と姪っ子が通っていたので、若楠小学校の事は知っていたが、開成小学校や鍋島中学校は最近になって知ったくらいだ。

 

 

実家には顔も出さない、結婚して家庭を守る事も出来ない欠陥品のおひとり様オヤジである。

 

どうしても自分勝手な食い物ネタになってしまうのはご容赦いただきたい(そんな記事は、ここで書くなよ!との批判は甘んじてお受けする)

 

しかし、当時部活の帰りに立ち寄った【泰平うどん】は無くなっているし、人生初喫茶店も今はない。

 

【主婦の店】もなければ、【日祐】もない。

*今ある、佐賀銀行高樹瀬支店かマックスバリュー若楠店の向かいにあった喫茶店。どなたか記憶にありますか?*

 

ナイナイ尽くしで頭を抱えていたところ、

 

当時は影も形もなかったはずの【シシリアンライス】なるものが、佐賀のソウルフードとして根付いているという。

 

たんすいかぶらー?としてはこれを外すわけにはいかない。

 

というわけで知人から紹介された、三瀬にある【みつせ茶処山ぼうし】に行ってきた。正確には、家路の途中にあるのでちょっと寄ってみたが正しい。

 

 

(外観写真はwebからの拾い物です。すみません)

 

場所は国道263号線沿い 三瀬小の向かいにある。

 

シシリアンライスと言っても、様々なバリエーションがあるらしい。

 

こちらはみつせ鶏の甘辛煮とブルーベリーが売り。

 

 

シシリアンライスの本流ではなさそうだが、抜群に美味い!

 

地元佐賀の甘口醤油にブルベリーソースとマヨネーズのコラボが絶妙である。

 

ムホムホ平らげる。

 

みつせ鶏の唐揚げもゲットだ。

 

 

そして締めにはパフェである。

 

 

いやはやとんでもない店を見つけてしまった。

 

何がとんでもないかって、それはもう、炭水化物に揚げ物にスウィーツとくれば、もはや敵なしだろう。

 

 

【みつせ茶処山ぼうし】

佐賀市三瀬村三瀬2768-1

0952-56-2339

食いしん坊オヤジK

コメント (2)

ちょっとブレイク vol.6 【白山 文雅】

 

【食いしん坊】を自称しているが、流行り物にはあまり興味がない。

 

今、巷ではスパイスカレーなるものが人気で、私の周りでも行列ができる店が幾つかある。

もともと高級志向でもないし、奇をてらった創作ものも、さほど食指が動かない。定番メニューでありながら丁寧な仕事が施され、深みの有る美味しさを追求したものが好きである。

それに、たかだか?食事をするためだけに店舗の外で待たされるはゴメンだ。

仮に運よく食事にありつけたとしても、すぐ後ろで待たれたり、外で待っている人がいると、どうにも気になって食事どころではなくなる。

 

しかし、混雑する駅のホームにある立ち食いうどんは大好きだ。元営業マンの習性だろうか。

鳥栖駅名物、中央軒のかしわうどんはわざわざ途中下車して食べたものだ。最近では入場券を買って食べに行く人もいるようだが、さすがにそれはない。

 

というわけで、皆、屋号だけは知っているであろう【白山文雅】にお邪魔した。創業が1958年だから、僕らの5つ先輩だ。

 

人づてに聞いた話だが、全国を飛び回る某大手メーカーのグルメな営業マンが、欧風カレーの分野では5本の指に入ると太鼓判を押したらしい。

ならばと、今回清水の舞台から飛び降りてみることにした。もちろん初めての訪問である。

 

まず、店舗入り口横に置いてある「お品書き」を見て、次に店内に足を踏み入れ目に飛び込んできた内装を見て、そして席に案内されメニューを渡された時と、3度身構えてしまった(滝汗)

 

カレーを食べに来ただけなのに、ありえない緊張感だ。

今回は8種類のカレーから2品を選べ、オードブル・デザート・コーヒー付きの【カレーセット】2,600円をオーダーした。

まずはオードブルに驚いた。酸っぱい系は苦手で、フレンチドレッシングは敬遠するのだが、これがまたいい。野菜嫌い(トマトは特に)だが、綺麗に平らげた。

 

そしてメインのカレーは友人と2人でビーフ・シーフード・チキン・きのこをオーダーした。

 

はっきり言おう。一度トライする価値は十二分にある。

特に先代が考案したという、「きのこカレー」は驚きの美味さだ。

ベシャメルソースをベースにバター・生クリーム等を合わせたベストセラーらしい。

古くからの常連客のほとんどが、ビーフときのこを注文するほどの逸品。納得である。

因みに辛口ジャワはフェイスタオル必須とのこと(笑)

 

もう一度言おう。

平日限定のセレクト2色カレーなら1,350円?(要確認)でありつける。一度は食してみるべし。

とても普段使いできる店ではないが、年に一度くらいはお邪魔したい。

アルコールは要らないので、ほんの少し節煙すればなんとかなる。(禁煙すれば?等というツッコミはご勘弁を)

カレーで1,000円オーバーは懐に厳しいが、とにかく大満足である。

 

食いしん坊オヤジK

 

コメント (0)

ちょっとブレイク vol.5 【しるこ 一平】

 

ブレイクばかりで、本当は何もやっていないのでは?と勘繰る御仁もおられるかもしれない。

心配ご無用!(あっ 誰も心配していない・・・そうですか)

パシリ担当なので、バレなければ幾らでもブレイク可能である。仕事が忙しくてとか体調が優れず等々(笑)

 

というわけで、食べある記である。

 

昔から食いしん坊・炭水化物男として生きてきた。昨今話題の【糖質・炭水化物ダイエット】は全くもって興味が無い。

おかげで成長期のごとくサイズアップが止まらない・・・。本当は体脂肪率アンダー15%を目指しているのだが、人前では、「太っていた方が貫禄が出て良い」等と強がっている(汗)

それはさておき、麺類が大好きである。

うどん・そば・ラーメンに焼きそば、パスタに素麺(何故か冷麦は好まない)なんでもござれ。メニューさえ変われば、毎日でもいい。

そして、この時期必ずストックするインスタント麺がある。

 

博多B級グルメ【焼きラーメン】と並ぶ【ラーソーメン】のなんちゃって版だ。こちらと【揖保乃糸】は、やもめオヤジにとって欠かせないお手軽麺である。

 

というわけで、ちゃんぽんと皿うどんが美味しいと評判の【春駒】にお邪魔した。結論からいうと、個人的には・・・である。

 

【ぴかまつ】(ぴかまつ一番ではありません)に足繁く通う私からすると、どうにも納得がいかない。味付けが私の舌に合っていないのである。それに価格とのバランスも?である。

塩分摂取過多など気にすることなくスープを飲み干すタイプだが、大量に残してしまった。皿うどんもしかりである。

ランチがパッとしないと、午後はやる気が無くなってしまう。それでも片付けなければならない事は山積みだ。(仕事してるぞ感を醸し出すのは昔から得意である)

 

であれば、やるべきこと?は、ただひとつ【甘味】である。

 

アルコールは全くダメだが、甘いものは大好きだ。夕食後のデザートは必須で、無ければ迷わずコンビニへ走る。

というわけで、以前から話に聞いていた【しるこ 一平】にお邪魔した。

 

なんでも昭和6年創業の老舗なんだとか。高校の同窓生の中には、当時下校途中に通った女子もいるらしい。

屋号に「しるこ」と掲げるくらいだから、おしるこは外せない。大好きなミルクセーキもある。ここは迷わずどちらもゲット(汗)

 

お汁粉のあずきは十勝産の大納言(おぉ~)。餅ではなく、白玉というのも私好みである。熱いしること冷たいミルクセーキを交互に流し込み、あっという間に完食してしまった。

店を出ると、佐賀が誇る?【北島】の本店が目に入った。

 

当時とは違う、建て替わって約30年という店内に入ると、これまた懐かしいものを見つけた。

 

【パピリス】である。まだ生クリームが普及せず、バタークリームが主流だったころの逸品である。ダメ押しに思わず購入してしまった。

 

これで今夜も踏ん張れそうである。

 

食いしん坊オヤジK

 

コメント (2)

ちょっとブレイク vol.3 【熟年】

 

熟年の定義はよくわからないが、間違いなく僕らは熟年である。

 

熟女・美熟女・美魔女とは言うが、熟男等とは言わない。何故だろう?昭和なら田村正和、平成なら高見沢俊彦とそれなりに艶のあるいい男はいたし、僕らと同級の唐沢寿明やちょっと年下の江口洋介は美熟男に該当すると思うのだが・・・

 

熟した後は腐るだけかもしれない。の一文字がつくかどうかはともかく、できる事なら一日でも長く、熟したままでいたいと願う今日この頃である。

 

巷では、「人生100年時代」というキャッチが定着したようだが、やや恣意的な思惑が見え隠れして、個人的には懐疑的である。

 

だが、今回そのことは置いておきたい。

 

このキャッチを前提に考えると、僕ら55歳(56歳)は、まだ人生の折り返し地点を過ぎたばかりである。

とはいえ、ここ数年あちこちガタがきて滅入ってしまう事が多くなった。視力・筋力・食欲・性欲(滝汗)等、明らかに低下している。

きっと腐る前のサインなのかもしれない。

 

いきなりだが、全国津々浦々チャリ???で走り回っている希代のプレイボーイ日野正平は御年70歳である。我らが永遠のヒーロー永ちゃんも、あの篠原涼子を射止めた市村正親も70歳だ。

きっと彼らもカメラが回っていないところでは、ヨレヨレの時間があるに違いない。仮にそうであっても、彼らのようにカッコよく年齢を重ねられたらと自分を鼓舞している。

 

もともと、涙もろく情けない男なのだが、最近特に涙腺がもろくなったようだ。映画・ドラマ・音楽等に影響され、ボロボロと涙することが多い。

 

映画【ボヘミアンラプソディー】では冒頭から涙があふれ、エンドロールが流れる頃には、もうグシャグシャ。映画を観たいのか、泣きたいから観に行くのか、わからなかったが(滝汗)、なんと8回も足を運んでしまった。

 

 

昨年地上波でオンエアされたドラマ【義母と娘のブルース】でも、エンディングテーマ【アイノカタチ】が流れ出すと、ティッシュペーパーを箱ごと膝に抱えていた。もし妻や子供がいたら恥ずかしくてとても見せられない情けない姿だが、やもめオヤジだから気にしない。

 

 

また【玉置浩二】のコンサートでは、ハンカチで目頭を押さえる女性達に交じって、「雨」「行かないで」「フレンド」を聴きながら、独りうつむいて鼻水をすすっていた。きっと隣に座っていたお姉さま方は気持ち悪かったに違いない。

 

 

私だけかもしれないが、これも熟年なんだからと自分自身を納得させている。

色んな経験を積み重ね、苦難を乗り越えてきた(乗り越えようとしている)からこそ、熟年真っただ中の今がある。

 

【スガシカオ】の「Progress

 

 

あの頃思い描いた理想の自分にはなれなかったけれど、それでも前を向いて歩を進めようという歌詞を噛みしめ、また明日も頑張ってみようと思う。

 

何やらとりとめのない話になってしまった。

10月13日(日)期待と不安を胸に秘め、足を運んでくれる同窓生の笑顔を思い浮かべながら、パシリ担当Kの独り言を〆たい。

 

コメント (2)