徒然なるままに №217 Stop Crying Your Heart Out

 

件の騒動に起因し、心を病む人が多いそうだ。心療内科等では相談者も目に見えて増えているらしい。

 

誰もが皆、仕事や家族の事・老いていく事への不安・社会への不満・日々の様々なストレス等いろんな悩みを抱えているだろう。

 

よく言われる、「もっと辛く苦しい思いをしている人もいるんだから、弱音なんか吐かずに頑張れ」という励まし等に私は反対だ。

 

皆その時々の置かれた状況で精一杯やっているはずだし、痛みや苦しみの耐性は人によって違う。

 

だからと言って、全ての人に幸せを!なんて絵空事を唱えるつもりはないし、僕自身もそんな大それたことはできない。

 

だけど、今まで僕が苦しみもがいていた時に、助けてくれた友人がくじけそうなら、手を差し伸べ肩を貸し寄り添う事のできるジジイでいたいと思っている。

 

映画【カジノ・ロワイヤル】より

 

【BBC Children in Need】

 

Radio 2 Allstars for BBC Children in Need

 

冒頭歌い出しや幾つかのパートを担当している『Cher』ですが、御年74歳!彼女の歌声ってなぜか引き込まれるんだなぁ。

 

 

オリジナルはこちら

OASIS(2002年)
日本語意訳付き

 

映画【バタフライ・エフェクト】のエンディングテーマでした。

 

オヤジK

 

(おまけ)

 

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徒然なるままに №190 世界一カッコいい禿

 

名優ショーン・コネリーが亡くなった。

 

(jiji.com)

 

日本では竹中直人だが、世界では彼がダントツでカッコいいハゲオヤジだと思っている。

『007』の彼はほとんど知らないが、『ザ・ロック』が好きで何度も観た。

 

劇中のセリフが思い起こされる。

「ベストを尽くす?負け犬はいつもベストを尽くしたと言い訳する」

「自由の木は愛国者と暴君の流す血で大きくなる byトーマス・ジェファーソン」

「愛国主義者とは邪悪なる者の好む美徳である byオスカー・ワイルド」

 

心よりご冥福をお祈りいたします

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №165 日本学術会議問題

 

先日おまけ記事にも書いた今回の騒動ですが、皆さんご承知の通り、国内においては右と左の総力戦に加え、リベラルも参戦し乱戦模様を呈してきました。(【学術会議】へのバッシングが功を奏し、ネット上では政権擁護論がやや優勢のようです。)

また、世界で最も権威のある学術誌といわれる【Science】や【Nature】にもとりあげられ、【フィナンシャルタイムズ】【ロイター通信】【ル・モンド】などは政権を揺るがすスキャンダル等と報道しています。

 

ある意味センシティブな問題でもあり、事の推移を見守っていたのですが、大枠が見えてきましたので、今日は少しつっこんだ私見を述べたいと思います。

 

少々大袈裟な言い回しになりますが、今回の件は思想・信条・言論・学問に対する統制・弾圧に繋がりかねない問題と捉えています。

 

『学術会議側に問題がある』
『組織を見直すべき』
『研究内容が云々』
『前例踏襲が・・・』
と言う意見・指摘にほぼ異論はありません。

今後大いに議論・検証すべき問題でしょう。

 

しかしながら、現時点におけるこういった指摘は、論点をずらし問題の本質を希薄化しようとする政権擁護のポジショントークにすぎず、同じ土俵で議論されるべきものではなく、切り分けるべきだと考えます。

 

およそ40年ほど前に公選制から任命制に制度変更される際の国会答弁では「推薦者を拒否せず」「形式的な任命制」という答弁が繰り返しなされていますし、内部資料も残っているようです。

私は法律の専門家ではありませんので、詳細な論拠を明示する能力はありませんが、法律とは様々な解釈がなすことが出来、一義的ではないと理解しています。

しかしながら、先の政権から続く、独断・独善的と取れる法解釈の変更とその一方的な行使には大きな問題と危険性を孕んでいると思います。

衆参両院にて多数を保持しているのですから、国会審議に掛ければ法案を通す事は可能なはずです。なぜそれをせず、閣議決定で済ませてしまうのか?それは表沙汰にはしたくない隠された思惑があると疑わざるを得ません。

 

秘密裏に裏技を用いて政治的かつ恣意的な選別と疑われる行政権を行使したのですから、その理由を明解に示す義務があると思います。

 

「解釈変更ではなく、解釈の整理」「総合的・俯瞰的な観点から・・・」等と意味不明なこと言ってんじゃねぇ~よ!!

 

真相を明らかにすると非常に困る方々が大勢いらっしゃるようで、なんとか煙にまこうと右往左往する姿は、前政権から続く政府・与党のお家芸になりつつありますが、皆さんはどう感じておられるでしょうか?

 

今回任命を拒否された6名全員について詳しくは存じ上げないのですが、個人的には『加藤陽子』さんがはじかれていることに反応してしまいました。

任命を拒否された先生方は政府の重要政策(安保法制等)に異を唱えた方ばかりなので、『お上のいう事に異を唱えると排除します。だから皆さんお上にたてつこうなんてことはせず、云う事聞きなさい。』という、任命されなかった人たち向けではなく、そうでない人への威圧・抑制効果を狙ったものかもしれません。

前政権から露骨に行われてきた人事を盾に、服従を強いて組織を掌握しようとする専制・強権政治そのものだと考えます。(何が問題なんだと思われる方もいらっしゃるでしょうが)

 

学術会議なんてよくわからないし、僕等には関係ない等と寝ぼけたこと言ってると、この先とんでもない事態が待ち受けている気がしてならないのは私だけでしょうか?

 

『ナチスが共産主義者を攻撃し始めたとき私は声をあげなかった。なぜなら私は共産主義者ではなかったから。
労働組合員たちが攻撃されたときも、私は沈黙していた。だって労働組合員ではなかったから。
そして彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる人は一人もいなかった』

by マルティン・ニーメラー

 

政府に異を唱えると排除しますという権力者の姿勢は、中国政府が香港・ウイグル等で行っている事、北朝鮮が自国民に対してやっている事、いわゆる独裁国家となんら変わりがないのでは?

今この国の政府が専制政治に舵を切りかけているという事態を問題視すべきと考えます。

 

杞憂に終わればいいのですが、この先自由な意思表明もできなくなり、周囲からレッテルを張られ、いきなり排除(捕まっちゃう)なんて事が起こるかもしれません。

 

他方、学者サイド・野党政治家サイドの一部からは、的外れなとんでも発言が飛び出してきて、これまた噴飯ものとしか・・・

 

いずれにしましても、権力者や著名人、声の大きな方や多数の意見が正しいとは限りません。先入観を持たずに自分の頭で考える必要があるでしょう(自戒を込めています)

 

以上が現時点で既に公になっている情報をもとにした私見です。事実誤認や認識不足による間違った見解もあるやもしれません。その点はご容赦ください。

 

オヤジK

 

(おまけ)

そういえば、元祖?上級国民のおじいちゃんは自己中・他責的な考えに基づいて起訴内容を否認されたようですね。これもなんだかなぁ・・・

はたまた、遠く海の向こうを見渡せば、大統領に批判的な州知事拉致未遂事件とこれまたオッタマゲ!

もう一体どうなってるの???

 

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ちょっとブレイク vol.198 永六輔

 

今日は永さんの誕生日

 

 

見上げてごらん夜の星を

小さな星の小さな光が

ささやかな幸せをうたってる

 

見上げてごらん夜の星を

僕らのように名もない星が

ささやかな幸せを祈ってる

 

見上げてごらん夜の星を
木村充揮&近藤房之助
(憂歌団&B.B.クイーンズ)

 

 

日々のちいさな幸せを大切にして生きている

この国に住む多くの人々をないがしろにする

今の世を憂いている

 

でも、嘆いてばかりでは・・・

様々な変化に対応していこうよ

 

強い者が生き残るのではなく
賢い者が生き延びるのでもない
生き残ることが出来るのは
変化できる者である
(Charles Robert Darwin)

 

 

上を向いて歩こう
Benjamin Earl King
(2015年4月30年没)

 

上を向いて歩こう
忌野清志郎(2009年5月2日没)
&
甲本ヒロト

 

パシリK

 

永六輔 公式ホームページ

 

*Benjamin Earl Kingに関する過去記事はこちら*

ちょっとブレイク vol.193 思うだけ。。。

 

*忌野清志郎と甲本ヒロトに関する過去記事はこちら*

ちょっとブレイク vol.117 スローバラード(1976年)

ちょっとブレイク vol.118 甲本ヒロト

ちょっとブレイク vol.119 雨あがりの夜空に(1980年)

 

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ちょっとブレイク 号外 独り言

 

この記事は、センシティブな内容を多く含んでおり、私の個人的な考えが強く反映されています。

 

異論もあると思いますし、気分を害される方も多いかもしれません。

 

以上ご理解いただいたうえで読み進めてください

 

 

 

【ブツブツと独りごと】

 

あいもかわらず言葉遊びと打ち上げ花火がお好きなようで

 

そもそも何の為・誰の為の緊急事態宣言???

 

根回しして予定調和とって観測気球あげて、見通しやら決断やらと報道させて、発表日を予告?して、「さぁみなさん緊急事態です」ときました。

 

感染経路不明の陽性反応者が大幅に増えているにも関わらず、クラスター、クラスターってほんと意味不明かと。

 

クラスターでの感染者増はある意味怖くない。怖いのはそうでないケース!

 

緊急経済対策って、守旧派財界人の描くストーリーと既得権益を守る本質が見え隠れするなぁ

 

騒動終息後の経済対策が目立ち、防疫の視点・議論が明らかにおろそかにされているよなぁ〜

 

経済対策108兆円と声高に宣言されてますが、額面だけを前面に出して報道するの止めて欲しいなぁ〜

 

ただでさえ中身スカスカなのに、IMFへの拠出金も含まれるとか・・・

 

世界の政策と比べてみても、明らかに日本だけ労働者に金は渡したくないという強い意志が感じ取れて、改めてこの国の異常性を覚えるのはわたしだけかなぁ〜

 

正確なデータの裏付けなしに新たな縛りを設けて、こんどは何を根拠にこの縛りを解くのでしょう?

 

なんとなくまずいから緊急事態?なんとなく治まったから解除?

 

それとも、このままずるずると?

 

そして「憲法改正議論が盛り上がる事を期待する」という、この発言の意味するところは?

 

自粛要請のなか、「まだこんなに多くの人が」みたいな報道をみかけるけれど、生活の為仕方なく電車バスを利用し仕事へ向かう人までひとくくりにするのはやめて欲しいよなぁ!

 

 

いやはやなんとも

 

 

愚痴・疑問ばかりを羅列したけど、こんなことを考えているわたしは、リーダーを筆頭に一部の人たちからみれば、「あんな人達」であり 鼻くそみたいな輩なんでしょう。

 

愚痴ってばかりでは何も変わらないけれど、声を上げる事を非難されるいわれはないと思います。

 

9年前もそうでしたが、トーンポリシング等に萎縮する必要はないんじゃないかな?

 

ともかく、この国に住み生活を営む者として、今の現状を強く憂いています。

 

また、来年のことを言えばなんとかと言いますが、この騒動が治まった後の事もしっかり考えておく必要があるんだろうと思います。

 

きっといろんなことが様変わりしていくのでしょう。

 

 

幸いにも僕らは実感することなく生きてきましたが、人類の歴史とは「飢餓・疫病・戦争」との戦いでした(ユヴァル・ノア・ハラリ)

 

20世紀初頭の大恐慌では、危機を乗り越えていく過程で社会保障制度が生まれました。

 

先の大戦では甚大な被害と悲劇に見舞われましたが、後には人権・男女の平等化がすすみました。

 

どちらもまだ中途半端と言うか、逆行している事も多いのですが、大きな犠牲の後はほんの少しだけいい事もあるのではないかと。。。

 

ただその為には、正確なデータと記録に基づく検証と反省が不可欠です

 

でも、この国では隠蔽・改竄・超法規を是とし、「政治は結果責任」と言いつつ「責任を取ればいいというものではない(取らない)」と宣う人がリーダーだからなぁ〜〜〜。

 

これって「募ったけれど募集してない」と同じロジック?

 

あぁ~だから声高に次々と打ち上げ花火をあげて、やってる感を演出してるのか⤵️(脱力)

 

それでも、何かと優遇してもらってる一定数の人たちからみたら優秀なリーダーなんだろうなぁ。

 

 

 

結局「お前は何が言いたいんだ?」

と突っ込まれそうですが

 

最大の悲観のもと

今できる事を

少しずつ、ひとつずつ

今日も一歩まえへ

 

 

てなわけで、今朝はこちらをモグモグ

 

未だにマスクが買えないパシリK

 

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ちょっとブレイク vol.194 苦悩

 

I am GOD’S CHILD

(私は神の子供)

この腐敗した世界に堕とされた

How do I live on such a field?

(こんな場所でどうやって生きろと言うの?)

 

こんなもののために生まれたんじゃない

 

I am GOD’S CHILD

(私は神の子供)

哀しい音は背中に爪跡を付けて

I can’t hang out this world

(この世界を掲げる事など出来ない)

 

こんな思いじゃ

どこにも居場所なんて無い

 

月光
(2000年)
鬼束ちひろ

 

 

このさき、まだまだ多くの悲しみや苦しみと対峙することがあるかもしれない。

 

生きるという事は傷を増やす。

 

人と関われば関わるほど喜びも増えるけれど、痛みや苦しみもまた増すだろう。

 

でもそれは、自分自身の気持ちのもちようでなんとかなる。。。

 

はず!

 

あなたを待っている「何か」がある
あなたを待っている「誰か」がいる

【Viktor Emil Frankl】

 

 

木蘭の涙~acoustic~
スターダストレビュー

 

パシリK

 

悩んで煮詰まって落ち込むと、下戸の私は、ストレス食いに走るのが悪い癖

【ミルフィーユバニーユ】
au fil du jour

【むら雲羊羹】

【珈琲牛乳】

 

体重計に乗るのが怖い

 

 

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