徒然なるままに №130 島唄(アカペラバージョン)

 

今日はポツダム宣言受諾・署名された日(終戦の日)

僕等は終戦からたかだか20年にも満たないうちに生まれてきた。私を含め友人たちのほとんどが、物心ついた時にその事実を体感することなく育って今日まで生きてきた。

 

様々な意見があるのは承知しているが、個人的にはどんなに屈辱的だろうと、どんなに不快だろうと、どんなに辛かろうと、不都合な真実から目を背けることなく、歴史と真摯に向き合わなかければいけないと思っている。

 

GACKT

 

▼島唄の歌詞の持つ本当の意味

でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た

(1945年春、でいごの花が咲く頃、米軍の沖縄攻撃が開始された。)

 

でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た

(でいごの花が咲き誇る初夏になっても、米軍の沖縄攻撃は続いている。)

 

繰り返す 哀しみは 島わたる 波のよう

(多数の民間人が繰り返し犠牲となり、人々の哀しみは、島中に波のように広がった。)

ウージの森で あなたと出会い

(サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った。)

 

ウージの下で 千代にさよなら

(サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった。)

 

島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ

(島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界 “ニライカナイ” に戻って行きなさい。)

 

島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙

(島唄よ、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。)

 

でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ

(でいごの花が散る頃、沖縄戦での大規模な戦闘は終わり、平穏が訪れた。)

 

ささやかな幸せは うたかたぬ波の花

(平和な時代のささやかな幸せは、波間の泡の様に、はかなく消えてしまった。)

 

ウージの森で 歌った友よ

(サトウキビ畑で、一緒に歌を歌った友よ。)

 

ウージの下で 八千代に別れ

(サトウキビ畑の下の洞窟で、永遠の別れとなった。)

 

島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ

(島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、

遥か遠い東の海の彼方にある神界 “ニライカナイ” に戻って行きなさい。)

 

島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を

(島唄よ、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい。)

 

海よ 宇宙よ 神よ 命よ

(海よ 宇宙よ 神よ 命よ 万物に乞い願う。)

 

このまま永遠に夕凪を

(このまま永遠に穏やかな平和が続いてほしい。)

 

島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ

(島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、

遥か遠い東の海の彼方にある神界 “ニライカナイ” に戻って行きなさい。)

 

島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)

(島唄は、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい。)

 

島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ

(島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、

遥か遠い東の海の彼方にある神界 “ニライカナイ” に戻って行きなさい。)

 

島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の愛を

(島唄は、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい。)

 

オヤジK

 

コメント (2)

2 Replies to “徒然なるままに №130 島唄(アカペラバージョン)”

    1. 藤原海苔香様
      首都圏にほとんど影響が及ばないせいか、大手メディアはほとんどスルーに近いですね。
      コメントありがとうございます。

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