ちょっとブレイク vol.199=200-1

 

“Hero”
(1993年)
Mariah Carey

 

私は天邪鬼だ
へそ曲がりともいう

 

【人気ランキング】【トレンド】【行列】等には抵抗があるし、【長いものには巻かれろ】なんてまっぴらごめんである。

 

故にリーマン時代は少々苦労した。

 

まわりは皆、著名な4大卒ばかりで、高卒中途採用の私は大きなハンディがあったし、若さゆえ尖ってもいた。

具申(ぐしん)すれば「お前は組織のガンだ」「和を乱す」等と言われた。

「なぜ面と向かって言わない?」とか、「後でぐちゃぐちゃ言うなよ」と思ってたし、仕事帰りの一杯で「まぁまぁ」とか「だいたいさぁ」等というのも嫌いだったから、誘いはほとんど断っていた。

平成世代が終業後の付き合いが悪い等と言われているが、私は昭和世代の異端児だったのかもしれない(笑)

まぁ、会議の場に於いて、部課長に向かって「バカじゃないの?」等と発言した事は反省しているが。

 

そんなこんなで、普段はぼっちという、窓際というか閑職に追いやられた。

自分の能力が至らない部分もあったが、今であれば完全なパワハラである。

 

ショックだったし、やけになって退職願も書いてみたが、少しばかり考え方を変えてみることにした。

どうせ、まぐれ入社だし、それまでだって辛酸を舐めてきた。即刻クビを宣告されたわけでもなければ、独房に閉じ込められ常に監視される訳じゃない。

サラリーマンでありつつ、自由に行動できる時間も増えるんだと。

 

直属の上長との折り合いは悪かったが、支店長とはそれなりの関係を築けていたおかげで、【只野仁】のごとく自由気ままに4年余り過ごすことができた。

勿論、陰ながら支えてくれた同僚や先輩がいた事も大きい。

 

それに、自分の置かれている状況からすれば、恐れ多いような多くの財界のお偉方や著名人と知遇(ちぐう)を得る事もできた。

異業種交流会などに大枚をはたいて参加せずとも、世間的に成功者と言われる諸先輩方と接する機会があったのは非常に有意義だったと思う(出会った人全てが尊敬できるひとだったかどうかは別だが)

 

見かた・考え方・立ち位置によって

景色・物事は違って見えてくる

 

今日も一歩前へ そして明日も

 

パシリK

 

“Never Give Up”
(2016年)
Sia

 

*マライア・キャリーに関する過去記事はこちら*

ちょっとブレイク vol.25 Without You

 

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