徒然なるままに №567 冷静に考えよう

 

ウクライナ情勢において、少ないながらも双方の残虐な行状が明るみになっています。

 

いくら国際法で禁じても、戦争とはそういうものだろうとも思う訳です。

 

それらは、今回に限った事ではなく、過去に日本が重慶や南京で行った事、アメリカが東京・沖縄・ベトナムで行った事でもあるわけです。

 

 

 

目の前で愛する人が殺されれば、倫理観や遵法精神などどこかへ吹っ飛ぶでしょう。

 

自分の頭を弾丸がかすめれば、安っぽい正義感なども消えてしまうにちがいありません。

 

とても人間の所業とは思えない行動をとってしまうかもしれません。

 

 

昨今、『敵基地攻撃』『反撃能力』等と、『防衛力強化』を声高に叫ぶ血気盛んな人々がいらっしゃいます。

 

近隣諸国の脅威に乗じたこういった意見は、もっともらしく聞こえますが、『国家の危機だから、非常時だから、戦時だから』仕方ないといった過剰な拡大解釈へと繋がる恐れを多いに含んでいると思われます。

 

現にあの方をはじめとして、解釈論で度々歴史修正を行ってきた事実があるわけで。

 

また、少し見方を変えれば、少子化による人口減少問題を抱え、電力逼迫に対して節電要請する国が、防衛費を増強して、資源国の超大国と張り合う等というのは、へそで茶を沸かすような話だと思うのです。

 

 

いずれにしても、戦争や国防といった問題は、政治家や軍人だけの問題ではない事をしっかり認識する必要があると同時に、一部の権力者やマスメディアの声に踊らされることなく、冷静に物事を判断すべき時ではないかと思うのです。

 

 

 

オヤジK

 

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